今年度も残りわずかとなり、本来なら今年度最後の保育参観でご紹介する予定でいました子ども達が今まで制作した作品をご紹介させて頂きます。
絵画指導の一環として制作した絵画や個人制作について、子ども達一人一人が手先を器用に使い心の中に秘めている想いを表現しました。一生懸命作った作品を持ち返しますので、是非ご覧頂きたいと思います。また、ご家庭で作品をご覧になりどのように作ったのかを作品を見ながらお話をして見て下さい!!
~年少組~
「紙粘土制作」
最初にうさぎ、くま、ライオン、ぞうなど自分の好きな動物を決めて作り始めました。
普段遊んでいる粘土とは違い、柔らかくすぐに固まってしまうのでなかなか思う形にならず悪戦苦闘しましたが、
紙粘土の感触や乾くと変化する質感などを楽しみながら制作しました。
紙粘土に色を塗っていると愛着が湧いてきたのか、作った動物を落とさないように丁寧に塗る姿が見られました。
そして一人一人違った個性あふれる可愛らしい動物が完成しました。
本日持ち帰りましたのでご覧下さい。
「はじき絵」
自分の好きな動物を白いクレヨンで画用紙に描き、その上から絵の具で塗り描いた絵が浮き出てくる変化を楽しみました。
子ども達からは「描いた絵が見えたよ」や「どうして絵がでてくるの?」などと絵が浮き出てくる様子を不思議に思っている姿が見られました。
楽しみにしていた絵の具に興味津々で、絵の具の箱を開けると「あ、赤だ」「青色がいい」などと、
たくさんの声が聞こえました。筆を一生懸命動かし自分の描いた絵を浮かばせ絵の具の面白さを味わい、とても素敵な作品が出来ました。
はじき絵は思い出ファイルに挟んでありますので、子ども達がどんな絵を描いたのか楽しみにしていて下さい!
~年中組~
「紙粘土粘土」
今回年中組では、紙粘土で自分の顔の貯金箱を作りました!
紙粘土制作前日に、自分の紙や髪の毛を鏡で見てくるよう伝え、当日はその姿を浮かべながら制作に取り組みました。
顔のバランスや髪の毛に苦戦する姿も見られましたが、一生懸命集中しながら取り組みました。その後3日間に分け色塗りを丁寧に行いました。
出来上がりには子ども達も大喜び!世界に一つしかない貯金箱を作ることが出来、どの作品も個性あふれ素敵に仕上がりました。
「デカルコマニー」
普段とは違った方法でお絵描きをしよう!ということで、「デカルコマニー」に挑戦しました。
画用紙の半面に好きな絵を描いてから、5色の絵の具を選び指に付けて模様の線など、好きなように柄を付けていき、最後は紙を半分にパタン!
白紙だった半面に色が付き素敵な絵が完成しました。
絵の具を指で触る事は普段経験できないことなので子ども達も大喜びで楽しんで参加していました。
子ども達の発想力で、たくさんのアイディアが生まれました!
お子様が一体何を描いたのか是非楽しみにしていて下さいね!!
~年長組~
「頭像」
紙粘土を使い、自分の顔を作りました。自分そっくりに作り上げるために、目や口の大きさやバランスを考えながら黙々と作業に取り組んでいました。
表面をなだらかにする為に、制作過程で出来てしまったでっぱりや紙粘土のひび割れなどは、親指の腹を使って平らになるように一生懸命伸ばしました。
最後の色塗りでは顔のパーツの間にも白い隙間が出来ないように、様々な大きさの筆を使い分け、丁寧に作り上げました!
可愛らしく個性あふれる作品となりましたので楽しんでご覧ください!!
「封筒人形」
封筒の形をした一枚の画用紙を使い、好きな動物の顔を作りました。
立体的に作った耳や鼻を土台につける作業は難しく、時には先生や友達と押さえ合いながら貼り付けました。
絵の具を塗る為の紙貼りでは、普段使うことのない水糊を紙につける工程を楽しみ、その後色を塗りながら少しずつ本物の動物に近づけていきました!
一人一人のこだわりが詰まった作品に仕上がりましたので是非ご覧下さい!!